九州支社

所在地(住所) : 〒803-0812 福岡県北九州市小倉北区室町3-2-57
社員数(2019.4.1現在) : 387人
貨物駅 : 19駅 
主な荷物:たまねぎ、じゃがいも、焼酎、自動車部品、紙製品など

九州支社

支社ならではの魅力

日本と海外の架け橋

JR貨物では旧国鉄時代(1971年)から「船より速く、飛行機より安く」をコンセプトとして、国際物流「SEA&RAILサービス」を開始しています。今後グローバル進出をしていくための大事な一歩として、韓国など東アジアとの結節点とした国際貨物の取り扱いをしています。

春野菜を全国の食卓へ

九州エリアでは、3月から5月にかけてたまねぎやじゃがいも等の春野菜が収穫されるため、東京や大阪などの大都市に向けて輸送をしています。駅構内に野菜の香りがし始めると春の訪れを感じます。

JR貨物が温泉事業!?

JR貨物は鉄道事業のほかにも多彩な事業を展開していますが、九州支社では鉄道跡地を利用した天然温泉“天神ゆの華”を運営しています。福岡市の繁華街近くで天然温泉に入れる温浴施設として地域の皆様に愛されています。福岡に来た際は、ぜひお立ち寄りください!

支社採用担当者より一言

「一生を懸けられるだけの仕事を選びたい」という気持ちでチャレンジをしていると思います。JR貨物には、その一生を懸けられる仕事、未来があります。一日も早く一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。

九州支社で働く先輩

有石 正和

有石 正和

Masakazu Ariishi

1979年入社
九州支社 北九州貨物ターミナル駅・副駅長

入社動機

鉄道会社の中でも唯一、日本全国を一つにつないでいるJR貨物。私は将来性と安定性を求めて、この場所を選びましたが、時代を経るごとに鉄道貨物の重要性が高まっていると感じます。あらゆる輸送モードと比較し、大量輸送が可能で、CO2排出量は少なく地球環境に優しい。これからの未来社会において、JR貨物はますます社会に必要とされていくという誇りを実感しています。

現在の仕事内容

副駅長として、北九州貨物ターミナル駅の管理業務全般を担っています。副駅長の業務はさまざまありますが、社員に怪我をさせない、事故・事象などを発生させないことを念頭に取り組んでいます。重要なのは、人材育成と安全管理だと考えています。そこで、毎月の教育訓練や日々の声掛けを通じて、仕事の目的や正しい作業の理解促進を図り、加えて社員が仕事をしやすい気持ちの良い職場づくりを推進しています。

入社後苦労したこと

入社し、ある駅に配属となったときのことです。当時は操車業務の見習い期間が今より短く、また、先輩が手取り足取り教えてくれる時代ではなかったため、必死で先輩の背中を見ながら業務を覚えていきました。ただ、そのときの経験があったからこそ、自ら考え学ぶということが身についたとも感じています。今のJR貨物は研修・育成機会が充実していますが、教えてもらうばかりでなく、自ら考えて行動するという基本的な行動指針は、若手の皆に伝えていきたい。そう思っています。

仕事のやりがい

これまでは、駅の実作業の管理を担当することが多かったのですが、現在は、副駅長として社員管理を主に担当しています。社員の勤務管理や事務手続きを通して、社員が働きやすい環境をつくることが私の仕事です。これまで以上に社員とコミュニケーションをとる機会が増え、皆が元気に仕事をしている姿を見るととてもうれしく、やりがいを感じます。

これからの目標

JR貨物は他の鉄道会社と違い、人を運ぶのではなくお客様の大切な荷物を目的地まで安全に運ぶ「鉄道貨物輸送機関」であり、日本全国を一つにつなぐ唯一の会社です。また、環境問題にも優れた対応のできる輸送機関です。これからもお客様の大切な荷物を安全に、そして確実に輸送し、地球環境も守っていきたい。そのために、ベテラン社員の持つ知識・技能を中堅、若手社員へ継承していきます。同時に私も、ベテラン社員として次世代の管理者を育成していきたいと考えています。

有石 正和_イメージ01

有石 正和_イメージ02

有石 正和_イメージ03

増田 秀樹

増田 秀樹

Hideki Masuda

1979年入社
九州支社 門司機関区・主任運転士

入社動機

小さい頃から、運転士になるのが夢でした。電気機関車の運転士になることを目標に、国鉄に入社しました。念願叶って、電気機関車の運転士として日々の業務を全うしている中、1987年に国鉄改革が行われました。国鉄の分割民営化です。運転士が自分の天職だという信念で、JR貨物で働き続けることを選びました。現在も、この会社の一員として働き続けられていることを誇りに思い、仕事に励んでいます。

現在の仕事内容

私たち指導員は、乗務中の事故発生を防ぐために存在します。事故発生を防ぐには、運転士の技能上達はもちろんのこと、些細な不安や個人的な悩みをもぬぐい去ることがとても大切です。ですので日頃から、気軽に声をかけ合い、会話の中で運転士の心理状態や体調を把握することは、とても重要です。私は、担当である門司機関区の運転士は家族だと思っています。乗務中は一人ですが、乗務が終わったら家族が待っている。そんな安心感をつくれる指導員でありたいと思っています。

入社後苦労したこと

運転士は不規則な勤務形態であるため、毎日決まった時間に休むことができません。私は少し神経質な体質のためどこでもすぐに寝ることができず、休憩時間に睡眠をとる際など、なかなか寝付けず苦労をしたのを覚えています。今は指導員として、若手からベテランまで幅広い世代の運転士に新しいルールや技能を伝える仕事をしています。ときに自分より運転士としての経験が豊富なベテランに指導することもありますが、そんな場面でも、信頼され安心できる指導ができるよう心がけています。

仕事のやりがい

指導の仕事は、運転士に事故を起こさせないことが最大の任務です。そのために大事なことは、運転士に知識や技術をいかに解りやすく伝え、理解をしてもらえるかであり、それが指導員の技術だと思っています。運転をしながら、自分一人で判断を行わなければならないのが運転士。わずかな気の緩みが、事故につながることもあります。私はこれまで多くの先輩たちから教わってきた経験や指針を、指導員として一人でも多くの運転士に伝えていきたいですし、そこにやりがいを感じています。

これからの目標

今年で59歳になる私の目標は、指導の後継者を育てていくことです。そのためには、職場にたくさんいる若くて元気な運転士たちに、私がこれまで経験してきた苦労や失敗も伝え、教えていかなければと考えています。そしてその中から、これから変わっていく鉄道貨物輸送を現場からしっかりと支えられる指導員が育っていくことが、今の私の夢です。

増田 秀樹_イメージ01

増田 秀樹_イメージ02

増田 秀樹_イメージ03