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TOP MESSAGE

会長メッセージCHAIRMAN MESSAGE

代表取締役会長兼会長執行役員 石田忠正

私たちの飛躍を、この社会の、
そして世界の飛躍へとつなげる。
代表取締役会長兼会長執行役員石田忠正

私たちが対峙するのは、この国が抱える大きな社会課題。

鉄道貨物は、今後の社会発展・経済発展を牽引する成長産業として大きな注目と期待を集めています。国内では、従来からの環境問題に加え、“トラックドライバー不足”が急速に深刻化しています。直接の原因は、若年ドライバーの減少や長時間運転への労働規制などですが、その背景には国内輸送の90%以上をトラックに依存しているというこの国の偏った社会構造があります。
すでに生産・販売現場では影響が出始めています。例えばメーカーやサプライヤーでは、時間通りに部品や原材料が届かない、量販店やスーパーなどの店頭では計画通りの品揃えができず販売機会のロスが発生するといった不安があります。“物流の停滞”。それはつまり経済発展のボトルネックにもなりうる、この国の大きな社会問題だということです。少子・高齢化の進行で、黙っていればこの問題はますます深刻化していくことでしょう。

飛躍に向けた、大きな転換期にある鉄道貨物。

物流は、身体に例えれば血流。もし一度止まれば命に関わります。止まりかけているこの国の血流を再び、スムーズに動かすもの。それが、鉄道貨物なのです。鉄道のCO2排出量はトラックの1/9、一人の運転士が10tトラック65台分の貨物を輸送することができ、モーダルシフトを牽引する中心的存在です。また定時発着率94%は世界に類を見ない数字で、企業の生産・販売計画に狂いを生じさせない安定的な部品・製品の輸送を叶えます。
そしてこの鉄道貨物を北海道から九州まで全国規模で提供している“唯一”の存在が、JR貨物。だからこそ、こうした社会の強い要請を受け、私たちは今、大きな責任と使命感を胸に抱いています。

グローバルマーケットからも必要とされている存在。

国内に限らず、海外からも日本の貨物鉄道には熱い視線が寄せられています。現在特に注目されるのは、貨物鉄道の技術輸出。経済発展著しい国々では、物流インフラの整備が追いついていない状況です。すでに多くの国々からJR貨物への引き合いもいただいており、列車の運行やダイヤの作成、貨物駅での効率的な運営、車両や線路のメンテナンスなどのノウハウや、技術を継承する人材育成、ITシステムなどを包括的に組み合わせた、貨物鉄道という事業そのものの輸出に力を入れています。例えば、中国に続く“世界の生産基地”となろうとしているインドでの貨物鉄道インフラ整備や、東南アジアの新興諸国をつなぐ南シナ半島縦断ルートの実現に向け、何人もの社員が現地に赴き奮闘しています。

あなた一人がもたらすインパクトは、とてつもなく大きい。

これら国内外にある絶大なチャンスを逃さぬため、私たちはこれまで以上に変化を恐れずチャレンジする組織へ、自分たち自身を成長させていかなければと考えています。そのため業務改革と意識変革に着手。業務改革においては収益性の高い列車本数の増加や国際輸送の増強、さらに国内最大級の物流センター施設の建設決定など「選択と集中」を実行。また意識改革の面では経営幹部全員を集めた集合合宿を行い、さらにそれを持ち帰り各職場に広めてもらうことで“変革の意志”は燎原の炎のように全国に広がっています。社員一人ひとりから変革の芽がいぶき、続々と開花していくという未来を私たちは実現していきます。
私は、心から思っています。JR貨物は人に恵まれている会社である、と。誠実で優秀な社員たちが持つチャレンジスピリットこそが、社会を変えるイノベーションや次代のグローバルスタンダードとなるサービスを生み出す根源です。これから入社される皆さんへの期待もとてつもなく大きい。社外にはモーダルシフトやグローバル化という潮流があり、社内では改革の波が起こっている。それが今のJR貨物。これだけチャンスと可能性に溢れたフィールドは他にないと自負できます。
皆さんにとって会社は一日の大半を過ごす場所であり、またそれぞれの持てる力をフルに発揮する自己実現の場でもあります。自分の仕事が、会社だけでなく、社会をも変えていく。そんなダイナミズムをぜひ味わって欲しい。あなたの可能性を、私は信じています。

社長メッセージPRESIDENT MESSAGE

代表取締役社長兼社長執行役員 田村修二

勇気を持ってレールからはみ出し、
大いなる一歩を踏み出して欲しい
代表取締役社長兼社長執行役員田村修二

守る時代から、創造し築き上げていく時代に。

JR貨物は鉄道輸送という社会インフラを生業とし、今日まで「社会を支え、暮らしを守る」という使命感を持って仕事をしてきました。そんな私たちは今、新たな階段をあがろうとしています。あらゆる業界や企業の事業活動と密接に関わる私たちだからできること、やるべきことがまだまだあります。「社会を支え、暮らしを守る」というフェーズから、「社会発展を牽引し、経済成長を創造する存在になる」というフェーズへシフトするときが来たのです。
これまでの私たちは、ユニバーサルサービスを担う企業としての責務に縛られすぎ、事業体としての成長を鈍化させてしまっていました。不動産事業などの各関連事業が好調で企業全体としては黒字経営ですが、本業である鉄道事業は慢性的な赤字経営でした。そこで『中期経営計画2016』を打ち立て、鉄道事業での黒字化を目指してきました。これは、鉄道輸送が持つポテンシャルや現在の社会環境からして決して難しいことではなく、目標達成のプロセスは順調に推移。これを読む皆さんが入社するまでには黒字化を果たしているでしょう。

鉄道貨物を核にしながらも、線路に縛られないビジネス・サービスを。

鉄道事業の黒字化が、私たちの動力にさらに磨きをかけることは容易に想像できます。私たちは鉄道事業を根幹に、その枝葉を力強く育てていきます。鉄道事業のさらなる進化・成長を基盤に、私たちにしかできないサービスを生み出していくのです。大型物流拠点建設、鉄道貨物事業の輸出、新型車両・コンテナの設計開発など、社会の多様なニーズに応えるサービス拡充・開発はすでに着実に進んでいます。
こうした動きをあなたとともに、加速させ、世界最高峰の鉄道貨物の技術・知見や全国ネットワーク、用地など、JR貨物グループが持つアセットを活かし、社会発展の源となる新たな価値創造に挑み続けていきたいと、私は考えています。

あなたが起こした変革が、会社を変え、社会も変えていく。

私たちは組織改革を行い、各現場が大きな裁量と責任を持って創造的イノベーションを起こせる体制へと進化を遂げつつあります。社員一人ひとりが自ら考え、課題や改善点を見つけ、ニーズを発掘し、新たなサービス開発や既存サービスの革新を果たしていくことがJR貨物の目指す姿であり、皆さんの力が活かされるのです。
だから誤解を恐れずに言います。仕事は用意されているものとは思わず、仕事は自分で見つけ、つくっていくという意識を大事にして欲しい。それができる人こそが、自分のやりたい仕事を手にして、この社会を変えるほどの仕事を生み出せるはずですから。JR貨物のフィールドは拡大の一途で、マーケットも日本だけではなく世界。あなたの発想力、行動力を活かすフィールドはとてつもなく広大です。

力みなぎるあなたにこそ、物流の面白さを味わって欲しい。

「自分のアイデアをカタチにしたい」、「企画性・創造性ある仕事がしたい」と考える人にとって物流は、非常に魅力的な仕事です。国内外の経済動向や各企業・産業の動きを読み、そして人々にとってより良い未来を実現するための仕組みをデザインしていくことが物流という仕事の本質ですから。
決して失敗を恐れることはありません。未知の世界が目の前に広がっていようと、躊躇しなくていい。実際の鉄道には外れてはならない“レール”がありますが、しかし私が求めたいのは決められたレールから外れ、既成概念を捨て、勇気あるチャレンジを重ねること。誰も通ったことのないルートを切り拓き、新しい強固なレールを敷く。新しく入社する一人ひとりにそれを期待しています。