静脈物流

JR貨物だからできる安全・安心・確実な静脈物流
鉄道貨物輸送は、排出場所から搬出された廃棄物をコンテナによる一貫輸送で、不法投棄の心配なく処理施設までお届けいたします。

鉄道による廃棄物輸送のメリット

■ 廃棄物の追跡<トレーサビリティ>

JR貨物では、廃棄物を積載したコンテナの位置が、リアルタイムで管理できるシステムを構築しています。

■ 封印環により輸送中のセキュリティを確保

JRコンテナ輸送は、排出場所での廃棄物の積載後、シリアルナンバーで管理した封印環でコンテナの施封を行います。処理施設でコンテナを開封するまでの間、コンテナ内の貨物は確実に隔離され、セキュリティを確保しています。

コンテナで輸送されるさまざまな廃棄物

廃棄物の性状に合わせて、各種コンテナを取り揃えております。例えば、廃油ではタンクコンテナ、汚泥、焼却灰などはオープントップコンテナ、ドラム缶やフレコンバッグなどでは、廃棄物専用12フィートコンテナをご利用いただけます。

自治体焼却灰、下水汚泥

ベール状廃プラ
汚染土壌
医療系廃棄物
焼却灰
廃油・汚泥類
リサイクル原料
建設土砂輸送
蛍光灯・電池廃油・汚泥類
廃油用タンクコンテナ

クリーンかわさき号(自治体による廃棄物の鉄道輸送)

川崎市では、市内の廃棄物輸送を、粗大ごみ、一般ごみ、焼却灰、ビン、缶、PET、MIXペーパーなど、それぞれの荷姿にあわせたコンテナを使用して処理施設まで鉄道輸送しています。鉄道輸送することで交通渋滞の緩和やCO2、NOxの削減を実現しています。

PCB廃棄物の輸送

平成20年度より処理が開始されているPCB廃棄物無害化処理施設(北海道室蘭)への収集運搬を、同事業所の入門許可を有する運搬事業者と連携しておこなっています。PCB廃棄物専用のコンテナを用意して許可を取得しており、安全確実な運搬を実現します。