鉄道貨物輸送サービスのご案内
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国際物流
● JR貨物の国際一貫輸送
近年、東アジアを取り巻く経済環境は大きく移り変わっています。製造拠点として注目された東アジア圏は資材調達や販売活動も、広く展開されるようになってきました。特に、中国は、2005年にはアメリカを抜いて日本最大の貿易相手国となりました。
このような経済の動きを受けて、その産業を支える物流についても、大きな変革の時期がやってきています。
日本国内で進んでいた、必要な商品・適正な物量を、タイミングよく供給する「サプライチェーンマネジメント」の考え方を、東アジア圏全体のマーケットを対象として構築しようという考え方です。
東アジア圏と日本の間で、国際物流と国内物流を一体的にとらえた、スピーディでシームレスな物流の構築が進んでいます。
JR貨物では、日本国内と同じ、多頻度・少量で定時性の高い輸送サービスをお客様に提供すべく、12フィートコンテナを利用した新しい国際一貫輸送システム「SEA&RAILサービス」を開発しました。
航空輸送、海上輸送だけではない、第3の輸送モードを選択できる時代がやってまいりました。
● SEA&RAILサービスのメリット
高 速 性

フェリー/高速RORO船による海上輸送と、高速貨物列車との接続により、航空便と比較しても遜色のないドア・ツー・ドアの輸送時間を短縮できます。
定 時 性

日本国内の鉄道輸送は時刻どおりの運行を行っており、輸出本船への積載を確実にしています。
同時に、フェリーやRORO船は海上においても遅れが少なく荷役もスムーズに行っているため、安定したリードタイムが確保されています。
多頻度サービス

国際間においても、「サプライチェーンマネジメント(SCM)」は「必要な商品・適正な物量を、ちょうどよいタイミングで供給する」ことに変わりはありません。出荷側からは、いつでも利用できる輸送モードはSCMに必須です。ウィークリーの海上輸送よりも、シャトル運航している船と、毎日定時運行を行う鉄道輸送により、多頻度輸送を「SEA&RAILサービス」は提供します。
小ロット輸送

小量で国際輸送される貨物は、一般的には航空便、あるいは混載の海上コンテナ輸送が主流です。トラックで空港や港まで輸送し、航空機用パレットや海上コンテナに積み替えが行われていますが、この際に、破損や紛失の危険性も指摘されています。
12フィートコンテナSEA&RAILサービスでは、小量でもコンテナ単位で輸送できるため、貨物の破損の回避、積替え作業の削減、また、輸出専用に行う梱包費用の削減が可能となります。
効率的な荷役を実現

12フィートコンテナは、海上コンテナと異なり側面が開く構造です。
そのため、日本国内で主流となっているパレット荷役が海外においても 簡単に実現できるため、荷役の効率化が図れます。
● SEA&RAILサービスメニュー
12フィートコンテナ SEA&RAILサービス

JR貨物が提供する、12フィートコンテナのSEA&RAILサービスラインナップを紹介いたします。
◆ 博多〜上海(中国) 高速RORO船「上海スーパーエクスプレス」 
上海と博多を26時間で結ぶ高速RORO船で、エア並みのサービスを!
◆ 神戸〜天津(中国) 高速フェリー「燕京号」
中国の首都、北京・天津と日本を、12フィートコンテナが直結します。
◆ 博多〜釜山(韓国) 高速フェリー「ニューかめりあ」
日韓をデイリー運行する高速フェリーが、デイリーのSEA&RAILを実現!
◆ 大阪〜上海(中国) 「COSCO」+ラックコンテナ
◆ 下関〜馬山(韓国) 「長錦商船」+ラックコンテナ
◆ 下関〜青島(中国) 高速フェリー「ユートピア」
日韓 RAIL-SEA-RAILサービス
◆ 日本-韓国間 RAIL-SEA-RAILサービス
JR貨物は韓国鉄道公社と提携し、日本と韓国の鉄道をジョイントさせて12フィートコンテナを用い、鉄道の優位性を最大に発揮した複合一貫輸送を実現しました。
海上コンテナ国内ドレージサービス

◆ 海上コンテナの鉄道輸送
JR貨物では、世界で流通している20フィート及び40フィートの
国際海上コンテナも鉄道で輸送しております。
長距離輸送や、港から離れた内陸への輸送に多く利用されています。また、旅客フェリーでは輸送できない「危険品」も、鉄道で一貫輸送することが可能です。
国際海上コンテナの輸送可能区間は、下記よりお問い合わせください。
◆ 中距離海上コンテナモーダルシフト
(株)日立物流様は、輸入港から栃木県の国内倉庫への海上コンテナの輸送の効率化を図るために、鉄道の活用を行われました。通常、距離が短い区間においては、鉄道輸送に比較して両端のトラックドレージ輸送コストの占める割合が高いことから、この両端コストを抑制するためショートドレージと直送ドレージを並行利用する仕組みを構築されました。
京浜港⇔東北 国際海上コンテナ鉄道ダイレクト輸送

JR貨物では、国際海上コンテナをそのまま鉄道輸送するサービスを特に、京浜港⇔東北地方を結ぶ専用列車にて行っております。京浜港をゲートポートとして輸出入される国際海上コンテナのままで、東京貨物ターミナルと東北(郡山・仙台・盛岡)方面とを結ぶ輸送サービスです。この7月より仙台貨物ターミナル駅で取扱いを追加しております。グループ会社の(株)ジェイアール貨物・インターナショナルを窓口として、輸出入通関等のサービスを含め、輸出入一貫輸送サービスの提供も行っております。
詳しくはこちらのページをご参照下さい。
◆ 貨物駅の保税蔵置場
一部貨物駅では、コンテナヤードを保税蔵置場として活用しており、お客様の利便性向上のために役立てております。
混雑する港湾地区での作業を削減し、輸送の効率化に役立てられています。
現在は、横浜本牧駅と東京貨物ターミナル駅、盛岡貨物ターミナル駅に設置しています。
● 環境に優しいSEA&RAILサービス
SEA&RAILサービスは地球環境にも優しい輸送です。地球規模での課題である、地球温暖化の原因のひとつである二酸化炭素の排出を極めて減少させることのできる、国際一貫輸送サービスのひとつです。

上海から東京まで、航空便利用と、SEA&RAILサービスを比較してみましょう。
航空便を利用した場合、東京の空港まで航空機により輸送され、空港からはトラックを利用して国内の目的地まで納入されます。これにより、最速のスケジュールでの納入が可能になっていますが、一般的に航空機は海上の船舶と比較して、大量の二酸化炭素を排出しています。

一方、SEA&RAILサービスは、日本の港湾までは海上輸送を行い、日本国内は環境負荷の少ない鉄道輸送を利用しており、現時点における、東アジア圏と結ぶすべての国際一貫輸送の中で最も環境負荷が小さい輸送システムです。リードタイムを比較した場合、SEA&RAILサービスは輸送時間に
ついては1日程度長くなりますが、ドアからドアまでの全体時間では遜色のないサービスレベルを備え、環境負荷の低減は大幅に可能です。

国内の物流だけではなく、世界へ向けて環境負荷の小さいグリーン物流をご利用ください。
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